こんにちは!Web集客コンサルタントの佐藤旭です。

ブログのアクセス数が急に落ちてしまって困ったけど、何をしていいのか分からなくて困ることはありませんか?

Googleをはじめとする検索エンジンは不定期ではありますが、アルゴリズム(検索システム)の変更や検索順位の見直しを行っています。
それに伴い一気にアクセス数が増えるケースと減ってしまうケースがあります。

これは検索をする側からすると、より自分にとって欲しい情報が調べやすくなる為喜ばしいのですが・・・。
運営者側からすると、アクセス数が減れば穏やかな気持ちではいられません。

とはいえ、なってしまった現実は変えられません。
重要なのはアクセス数が増減した原因を特定してどう次につなげるかです。

そこで、ブログのアクセス数が大幅に減ってしまった時に何が原因なのか?をGoogle Analyticsで調べる具体的な方法を解説します。
これは、アクセス数が減った時だけではなく増えた時にも次の戦略を考える際にとても有効なので是非参考にしてください。

こんな悩みを抱えているあなたに!
  • 急にアクセス数が減ってしまった!
  • アクセス数が増減した原因を特定したい!
  • Google Analyticsの使い方を覚えたい!

アクセス数が落ちた原因を特定する3つのポイント

アクセス数が減ってしまったときは、Google Analyticsがその原因の特定に役立ちます。

まずは、直近で構いませんのでアクセス数が多かった月(もしくは期間)と少なかった月(もしくは期間)を特定します。
今回は、1月~5月のデータを元に比較する月を選定します。

  1. ユーザー⇒概要をクリック
  2. 期間を設定する
  3. サマリーを月にする

これで下図のようにアクセス数が最も多い月と最も少ない月が特定できますね。
今回は、1月と5月で比較をしてみます。

Google Analyticsで期間を指定する方法

この2つの月(もしくは期間)を以下3つのポイントで比較することで、原因を特定する事が出来ます。
早速調べてゆきましょう!

比較する期間は1ヶ月以上にしましょう!

例えば特定の1日だけと言う風にあまりにも期間が短いと比較するデータとして不十分です。
また、データに偏りが出ないように比較する期間は同じにしましょう。
(例:1ヶ月間と1週間では比較しない)

調べるポイント1:何経由(チャンネル)からのアクセス数が減ったのか?

まず、調べるポイント1つめは『何経由(チャンネル)からのアクセス数が減ったのか?』を特定する事です。

Google Analyticsでは、主に以下のアクセス元を調べます。

  1. Organic Search:検索エンジンからのアクセス
  2. Direct:直接アクセス(主にブックマークやメルマガから)
  3. Referral:ほかのサイトからのアクセス(リンク経由)
  4. Social:SNSからのアクセス
  5. Paid Search:広告検索からのアクセス

調べる為には、以下の手順で行います。

  1. 集客⇒概要から『集客サマリー』を開く
  2. 期間をカスタムにし、比較にチェックを入れる
  3. 期間は上にアクセス数が最も少なかった月を、下にアクセス数が最も多かった月を指定する
  4. 適用をクリックする
基準にする月を上に指定しよう。

比較をする際、上の期間が基準となり比較されます。
アクセス数が増えた原因を特定する場合はこの逆になります。

これで下図のような画面が表示されます。

Google Analyticsで集客サマリーを比較する方法

この画面の下には下図の様にアクセス元の増減の比較がされたグラフが表示されています。

Google Analyticsの集客サマリーを比較結果

具体的な数字は棒グラフにマウスカーソルを乗せると吹き出しで表示されます。

今回のケースの場合は以下の事が分かります。

【比較結果】

  • Organic Search(検索エンジンからのアクセス)が16.33%減った。
  • Direct(直接アクセス)が47.87%増えた。
  • 他は数字の変動はほとんど見られなかった(影響が極めて低い)

【比較結果を受けて出した結論】

アクセスの約90%がOrganic Search(検索エンジンからのアクセス)なので、ここからのアクセス数が減ったことが一番の原因である。

このようにして、まずはどこからのアクセス数が影響を与えたのかが特定できました。
では、ここからさらに具体的に特定してゆきましょう!

 

尚、5つのポイントに対して僕はこのように考えています。

  1. Organic Search:検索エンジンからのアクセス
    リライトなどで対策が可能。
  2. Direct:直接アクセス(主にブックマークやメルマガから)
    相手のアクション次第なので、できる事と言えばメルマガ配信頻度が下がっていないか?等を考える。
  3. Referral:ほかのサイトからのアクセス(リンク経由)
    相手次第なので、こちらから対策はできない。
  4. Social:SNSからのアクセス
    SNSでの露出頻度とシェアがその時されたかどうかを思い返し、必要なら似たアクションを取る。
  5. Paid Search:広告検索からのアクセス
    広告を打たなくなったのではないか?継続している場合は要リサーチ。

調べるポイント2:どの記事・ページへのアクセスが減ったのか?

次に調べるポイントは、『ポイント1でアクセスが減った原因となる記事・ページ』です。

ポイント1の『集客サマリー』ページ下からアクセス数が最も減った原因と思われるアクセス元をクリックします。
今回は、Organic Search(検索エンジンからのアクセス)を詳しく調べてみます。

Google Analyticsでアクセスが減った記事を調べる方法

そうすると『チャンネル』というページが開きます。
グラフの下には下図のように指定したアクセス元(チャンネル)でアクセスを最も集めてくれる記事から順に表示されています。

Google Analyticsでアクセスが減った記事一覧

肝心なのはここからで、ただやみくもに数字が下がったものだけを追わない事です。

具体的には、ブログにおいて約8割のアクセスを稼ぐ記事は全体の約2割。
そして、残りの2割を全体の約8割が集めていることを踏まえてリサーチをする事です。

つまりアクセス数を稼いでくれているTOP2割の記事に絞りリサーチをするという事です!

ブログは全記事がアクセス数に貢献していない。

誤差範囲でも『アクセス数の稼ぎ頭:その他』の比率は2~3割:8~7割です。

今回は、上位記事の約半分がアクセス数が減少していた事。
併せて最大で50%もアクセス数が減少している記事がある事が分かりました。

この結果は、同じチャンネル画面の上にあるメニューから出力・保存が可能なので直ぐに見返せるようにしておくと良いですね。

Google Analyticsチャンネルごとのアクセス数減少記事の保存

では、アクセス数が減ってしまった原因は一体何なのか?を調べる方法は、この次の『調べた結果を受けて予測を立て特定しよう』で詳しく解説します、

調べるポイント3:アクセス元の比率に変化はあるのか?

最後に調べるポイントは、『アクセス元の比率に変化があったのかどうか?』です。

調べ方は、ポイント1にあった『集客サマリー』で比較期間指定後の上位のチャンネルで確認する事が出来ます。

Google Analytics上位のチャンネルを比較結果

今回の場合、比率には殆ど差がないという結果が出ました。
もしここの比率が大きく変わっている場合は、ポイント1と併せて次にお話をする予測を立ててみる事をお勧めします。

検索からのアクセス数減少の原因は、4つの予測を立て特定しよう

アクセス数が減った原因を特定する

何がアクセス数を減少させた原因なのかがこれで分かりました。
検索エンジンからのアクセス数が減少していた場合、「その要因となった記事・ページへのアクセス数がなぜ減ってしまったのか?」とその具体的な原因を特定してゆきます。

僕は以下の4つの仮説を順番に立てます。

  1. 検索順位の変動:検索順位が下がってしまった。
  2. 検索ボリュームそのものの減少:検索の『旬』が終わり、検索総数が減った。
  3. バズったものがないのか:TVメディア等で関連するものが取り上げられ、一時的に流行っただけ。
  4. ペナルティーを食らった:検索圏外に飛ばされてしまった。

 

このどれかに当てはまるので、それぞれ以下の対応をします。

1に該当する場合は、リライト(記事の加筆・修正を行う事)を行います。

記事のリライトに関してはこちらの『【ブログのリライトやり方まとめ】過去記事を検索1位にまでした全手法をここに公開します!』にまとめてありますので参考にしてください。

【ブログのリライトやり方まとめ】過去記事を検索1位にした全手法を公開!

2016.09.09

2と3は世の中の流れなのでそのままにします。(笑)
そして、また新たな『旬』ネタを記事にします。

4はGoogle Search Consoleに通知が来ていないかを確認して対応します。

 

今回のケースでは、アクセス数が減少した記事は1と2に該当する事が分かりましたので、1に該当する記事をリライトする事にしました。

 

以上の手順であなたのブログのアクセス数が減少した際に

  1. アクセス元の数字から何が原因となっていて
  2. その原因となっている記事やページを特定して
  3. その記事やページのアクセス数が減った原因を特定する方法

を解説してきました。

アクセス数を取り戻す場合はここまででですが・・・もしあなたのブログが『集客』『収益』の為であれば次にお話をする『コンバージョン』にも着目をしてください。

困るのはアクセスよりも売り上げ

あなたのブログの役割が『集客』『収益』であれば、コンバージョンに着目する事

もしあなたがブログ集客や収益化(マネタイズ)をされているのであれば、アクセス数が落ちた時が注目すべきところはページ全体のアクセスの総数ではなく『コンバージョン率』への影響です。

なぜならブログ型のメディアの場合、実はアクセス数を集めている記事は『集客』『収益』と言う観点から見ると、これらとは関係のないケースが非常に多いからです。

以上の事から、アクセス数が減ってしまったときは予めGoogle Analyticsで設定をしておいた『コンバージョン』の数値への影響があるかどうかを確認してください。

GoogleAnalyticsを使いブログ内コンバージョン率を測定する方法

2016.02.28

 

アクセス数が減少した記事の中に、このコンバージョンに影響を与えるものがあった場合は迷わずそれから着手しましょう!

例えば僕の場合は以下の5つのポイントをチェックします

  • お問い合わせページへのアクセス数とお問い合わせ件数
  • メルマガLPへのアクセス数とメルマガ登録数
  • 商品紹介ページへのアクセス数と売上金額
  • サービスページへのアクセス数とお申し込み件数
  • これらへのアクセスを流す導線記事のアクセス数

これらへの影響がないという結論に至った場合は、アクセス数の減少への対応は緊急度が低いという判断をします。

アクセスが落ちたら困る記事は、ツールを活用して日ごろからチェックしておこう。

これはアクセスが落ちたら困るという記事は、ツールを使い日ごろからアクセス数や検索順位はチェックしておきましょう。
なぜなら問題が起こってからでは、対応がすぐにできないケースも少なくないからです。
(即日で検索順位の巻き返しはできません)

無料で使えるツールもありますが、登録できるURL数が少ない為に一部しか分析が出来ません。

僕は個人的に愛用している【COMPASS】という買い切り型のツールがキーワードリサーチ機能なども充実している為おすすめです。

アクセス数解析でこれだけは忘れるな

まとめアクセス数に翻弄されず、『目的』が達成されているかどうかを見落とさないようにしよう!

アクセス数が減った際にその原因を特定する方法を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
問題が起こるのには、必ず原因があります。なのでもしアクセス数が減ってしまったときは落ち着いてここでの手順で調べてみてください。

ただ、アクセス数は大切なのですが『何のためのブログでそれに対しての影響がどうあるのか?』という事の方が大事だという事は忘れないでください。
例えばクリック型広告で収益を上げるタイプであれば、アクセス数=報酬額になります。
しかし、特定のページからの購入や申し込みをしてもらうタイプの場合、そこへのアクセス数の影響が最も重要という事ですね。

またブログ記事は多くの場合『旬』があります。
なので、『時間の経過とともにアクセス数が必然的に減ってしまうネタもあ』るという事は予め覚えておくと良いです。

 

あなたのブログが沢山の方に読まれますように!